少し前のことですが、アシックス東京銀座で足形計測をしてもらいました。3次元足形計測機で足をスキャンし、足の特徴を測定してくれるというサービスです。
東京マラソン2021で初めてのフルマラソンを走るのにあたり、シューズ選びに並んでいたため、どんなシューズが自分に合うのか測定してもらいたいと思ったのです。
その結果、驚きの事実が発覚しました。私の足幅(WIDTH)は左がE、右がDと日本人の標準的な足形からすると細めだったのです。
それまで、日本人だから足幅は広いのだろうと何となく思い込んでいたのが、実際にはぜんぜん違ったわけです。
たしかに思い返してみれば、ランニングシューズの甲のあたりがゆるく感じ、紐をぐいぐい締めていたりもしました。他の人もそんなもんだろうと思っていたのが、そうではなく私の足幅が人より狭かったのです。
アシックスのランニングシューズでは、足幅D~E相当だと、足囲タイプ「NARROW」のものが合うことになりますが、現在ほとんど販売されていないようです。
このときは、「GT-2000 9」にNARROWのものがあったので試しに購入してみましたが、アシックスウェブストアで確認した限り、現在は足囲タイプNARROWのランニングシューズはありませんでした。
なお、計測結果はしたのスクリーンショット画面のように後からでもウェブで見ることができます(クリックすると大きく表示されます)。
また、足囲タイプごとのシューズ選びについては、アシックスウェブサイトの「靴サイズ測り方 & 選び方」に詳しく書いてあります。
アシックスのショップで足形測定をしてもらったことによって、残念なことにアシックスのランニングシューズの中には、私の足にピッタリのものがほとんど存在しないことが判明してしまったわけです。
日本人の場合、多くの方にはアシックスのシューズが合うのでしょうが、私のようなケースもありますから一度は足形を計測してみることをお勧めします。
そんなわけで、私が現在おもに履いているのは、ホカオネオネ クリフトン8と、ナイキ エアズーム ペガサス39の2つです。
ちなみに初めてのフルマラソンであった東京マラソン2021では、クリフトン7を履いてサブ4を達成しております(ネットタイプ3時間53分25秒)。サブ4狙いのシューズを無理に選ぶより、足にやさしいクリフトンを選んで正解でした。
クリフトンは「完走からサブ5」向きだと紹介されている例も多いですが、私の場合、1キロ5分を少し切るくらいのペースでもじゅうぶんいけると感じています。
東京マラソン2023もクリフトンで走るか、または、同社のマッハ5やリンコン3などもう少しスピードを出しやすいシューズにするか、ぎりぎりまで悩むことになりそうです。