HMB(クリアマッスル)を摂取し始めてから約1ヶ月、その後にクレアチンを追加し始めてからは3週間強が経ちます。お盆休みまでの約2ヶ月間で明確な成果を出したいと意気込んでいたものの、現状ではあまり上手くいっているとはいえない状況です。

開始時と比べて体重が1kgは確実に増えています。ダイエットよりは筋肉増量を重視しているので、少し位体重が増えるのは問題ありませんし、大胸筋など多少は身体が大きくなったようにも思います。

けれども、なんとなく大きくなった気もするけど、筋肉量のよりも脂肪が増えているようにも見えるのが不安でもあり。しかしながら、そんなに脂肪が増えるような食生活はしていないつもりなので、もうしばらくこのまま頑張ってみるつもりです。

体重が少し増えたからといってダイエットを重視するようにしてしまったら、結局は筋肉量の増加を果たせぬままに終わってしまうはずなので。

それでも、一気に体重が増えてしまった原因がどこにあるのかは気になるところです。やっぱり、クレアチンのせいなのかとも思い調べてみました。

クレアチンの摂取による体重増加

ネットで検索したレベルの調査においては、クレアチンの摂取による体重増加について明確な結論を見つけることはできませんでした(日本語で書かれたものしか読んでいませんが)。実際に摂取してみた人の話では体重が増加したとの例も多いものの、個人差も多いようであり。

人それぞれというのが結論かと思いつつも、少しでも根拠がありそうなものを探していると、早稲田大学 スポーツ科学部のウェブサイトに「卒業論文要旨集(2006年度)」が掲載されていました。その中の、「クレアチンの短期摂取における体重と身体組成の変化について」とのタイトルの卒論に次のような記述がありました。

クレアチンローディングは体重の増加を伴うという特徴もある。その増加量は1週間の摂取により 0.9~2.2kg 程度で、増加分が筋組織かどうかは明らかではないが、急速な増加から考えてクレアチンに結合する水、つまり体水分量の増加であると考えられている。しかし一方で、Cr 摂取による体重増加を認めなかった研究もいくつか報告されており、これには個人差があるといわれている(関口ら 2001)。

あくまでも大学生の卒論に書かれていることであり信憑性はわかりませんけれども、クレアチンの摂取による体重増加についてはやはり個人差があると考えるのが妥当なところでしょうか。

他に発見したものとしては、バルクスポーツ公式オンラインショップのクレアチンのページからリンクされている「パフォーマンス向上にクレアチンを摂りたいけれど太りたくない?」との記事です。ここに書かれている結論は次のとおりです。

低用量(1日約2.3g)のクレアチンを6週間摂取すれば血漿クレアチン濃度を有意に上昇させ、高強度の反復筋収縮運動中の疲労への抵抗力を高めた。

この記事では、クレアチンの従来の摂取法として、最初にローディングをおこなう次のような方法を紹介しています。

クレアチンの従来の摂取法はまず1日20~25gを5~7日間摂るローディングから始め、その後はメンテナンスとして1日3~6gに切り替える方法でした。

その上で、その後の研究によりローディングが必要ないことが判明したとしています。そして、ローディングをおこなわずに低用量(1日約2.3g)を摂取するのでも効果はあり、体重も増えないとしているのです。

この結論に従うとすれば、これから新たにクレアチンを摂取するならばローディングをせずに、低用量(1日約2.3g)を6週間摂取すれば良いということになります。それでも効果はあるし、体重が増加することもないと。

私の場合には既にローディングをしてしまっているので上記の方法は採れません。そして、クレアチンローディングをしたことにより体重が増加したのかもしれません。しかし、クレアチンの摂取と体重増加との関係には個人差があるのだとすれば、クレアチンとは関係なくただ太ったのかもしれないわけです。

それでも、いずれにせよクレアチンにより際限なく体重が増加していくことはないのですから、これからの1ヶ月間でどう変わっていくかが勝負だと思って頑張ることにします。中途半端な経過報告ばかりしていることで、結果報告へ向けてのハードルを自ら上げてしまっているような気もするものの、今回は成果を出すまで続けていく所存なのであり!!