今年に入ってからも毎月200キロを目標に走っています。東京マラソン2021での完走(および初マラソンでのサブ4達成)を目指すならば、漫然と長距離を走っても仕方ないとは思うものの、結局はただ距離を伸ばすことが目標になってしまいます。

しっかりとトレーニングが出来ない理由としては、スピードを上げて走ると足の各部に痛みが出がちだというのが最大の原因です。

実際のスピードでいえば、1キロ6分を切らないペースで毎回走るならば、痛みが出ることはたぶん無いはず。けれども、フルマラソンでサブ4を目指すなら、そんなペースで毎回走っていても絶対無理です。

自分自身の感覚としても、調子の良いときは1キロ5分から5分30秒くらいで走り続けるのが気持ちよいペース。これくらいのペースが普通になっていれば、初のフルマラソンを4時間15分くらいで走るのは充分に可能かと。

しかしながら、1キロ5分30秒を切るペースで走り続けるのは、私にとっては足への負担は大きいようであり、毎回それを続けていると月に1度くらいどこかに痛みが出て走れなくなるといった感じなのです。

タイトルにもあるとおり、足の甲、足首などの痛みに続き、今はアキレス腱炎が原因だと思われる痛みに悩まされています。

とりあえず、ネットで得られる情報などを総合しての自己診断では、どこか特定の箇所が痛んでいるというよりは、ふくらはぎ、ハムストリング、その他の脚回り全体のケアが足りないのではないかと。

アキレス腱炎についても、痛みが出ているのは踵の上あたりですが、実際に踵の周辺に損傷があるわけじゃなく、アキレス腱の全般やそれ以外の脚全体にも問題があるのだろうと。

なお、私は趣味で走っているだけなので、最悪の場合、走るのを止めて休養を取ればよいのであり、競技などのために走っている方とは全く状況が違うことを念のため申し上げておきます。よって、早くちゃんと治したい方は、もちろんすぐに整形外科に行くなどするべきでしょう。

上記を踏まえた自己流での痛み解消法として、マッサージガンや、ストレッチポールでふくらはぎなどの脚全体を徹底的にほぐすようにしてみました。

マッサージガンは、先日の投稿(東京マラソン2021に当選)でも書いた、ChampionGun(チャンピオンガン)を使っています。

また、ストレッチポールは、以前から持っていたトリガーポイント(TRIGGERPOINT) グリッド フォームローラーを活用しました。他の製品でももちろん構わないのですが、安いストレッチポールだと柔らかくて全然効かないものも多いので要注意です。

グリッド フォームローラーは、しっかりと出来ていて最初はめちゃくちゃ痛いですが、毎日グリグリとやっているうちに痛みをあまり感じなくなります。ケアをせずに走り続けていたことで、それだけ凝り固まっていたということなのでしょう。

マッサージガンは気になるところにピンポイントで当てることが出来ます。ストレッチポールはふくらはぎなど大きな部分の芯までほぐれるような感覚です。両方使うのがベストだと思いますが、最初に試すならマッサージガンの方がすぐに効果を感じられるかもしれません。

そんなわけで、アキレス腱炎が原因だと思われる踵痛が出たときには、しばらく走るのは無理かと軽く絶望したものの、マッサージガンとストレッチポールを毎日続けたおかげが、1週間後には軽いランを再開することができました。

それから3週間近くが経ち、まだ完治とはいえないものの、走れなくなるような踵の痛みは一度も出ていません。少し違和感が出てきた時点で速度を落としたり、立ち止まってストレッチをすることで、再発を防げているような感じです。

今後も走る前後のケアを怠らずにいれば、今まで通り週4回ペースで走りつづけながら、完治を目指すことも出来るだろうと期待しています。東京マラソン2021まではまだ5ヶ月弱ありますから、今のところは焦らず痛いところを無くしていきたいと思っております。

50歳を過ぎたら、無理しすぎるのは禁物だと強く感じます。無理をすれば疲労が抜けませんし、今の私のようにすぐどこかを故障します。それでも、無理せず正しい努力を続けることで、まだまだ強くなれると信じています。