花王から新発売された『リライズ 白髪用髪色サーバー リ・ブラック ふんわり仕上げ』で白髪を染めてみました。最初に結論から言ってしまうと、非常に効果的であり「簡単に使えて、素晴らしくきれいに染まりました」。私がこれまで自宅で試してきた白髪ケア商品の中で、間違いなく最高だと断言してしまいます。

リライズ白髪用髪色サーバーの効果体験記(目次)
1.リライズの使い方
2.リライズの白髪染め効果
3.今までの白髪染めとの違い
4.ブラックの他に、グレーアレンジもあります
5.価格に見合った効果はあるのか
6.利用開始から2週間が経過(2018/05/21追記)

1.リライズの使い方

この「リライズ 白髪用髪色サーバー」は、まずは3日間(1日1回、1週間以内が目安)白髪が色づくまで使用して、あとは週1回を目安に根本中心に使うことが推奨されています。

爪の間などに入ると着色してしまうようなので、髪に塗る際は付属の手袋を使用するよう説明書に書かれています。しかしながら、手袋を付けてさえいれば余り神経質になる必要は無く、額や地肌などにベタベタと付いてしまっても洗い流せば着色は気になりません。

髪に塗るときに液だれするようなこともないので、私のような短髪であれば非常に簡単に使うことができます。片手にだけ手袋をしてザッと髪に塗るだけです。そして、5分間放置したら洗い流せば完了です。

ただ、よく洗い流したつもりでもタオルは少し黒くなってしまったので、タオルドライの際は汚れてしまっても問題ないタオルを使うようにしましょう。

2.リライズの白髪染め効果

下の写真は3回使用した後です。他の白髪染めが残っている状態だったので、より黒くなっているのかもしれませんが、きれいに黒く染まっています。写真だと光が反射して白く光って見える箇所もありますが、実際は真っ黒です。

リライズ白髪用髪色サーバーの使用体験記

黒すぎて最初は少し恥ずかしくも感じましたが、いかにも染めたというような色ではなく、自然な黒さです。周りの人からも若返ったと言われたりして、評判は上々です。

私の場合、40代前半の頃から白髪が多かったため、自分の髪が真っ黒だという事実に違和感があるのだと思います。けれども、他人から見れば普通のきれいな黒い髪であるわけですから、違和感も何も無いのでしょう。

男性の白髪染めというと、白髪が少しだけ茶色や黄色に染まった、いかにも染めたような不自然な状態になっている人をよく見かけます。最初はきれいに染まったと思っても、少し経つと退色してきてそんな感じになってしまうのでしょうか。個人的には、そんな中途半端な染め方をするくらいなら、白髪のままでよいと思ってしまいます。

それが、リライズによる白髪染めなら、染めたとは思われないようなきれいな黒髪になるのですから、それ以外の変な色に染めるなんて選択肢はもう私にはありません。

3.今までの白髪染めとの違い

ところで、リライズ 白髪用髪色サーバーは、これまでの白髪ケア商品とは全くの別ものであるようです。発売元である花王によるニュースリリースには次のように書かれています。

白髪にはメラニンがないという事実に、花王は着目しました。新発売の『リライズ 白髪用髪色サーバー』は、植物から成分を抽出し、麹の発酵技術*3 を応用した製法でつくりだした100%天然由来の“黒髪メラニンのもと*1 ”を配合した白髪用染毛料です。使うたびに、徐々に白髪に自然な黒さを補い、繰り返し使っても髪を傷めません。

* 1 着色成分(ジヒドロキシインドール)
* 2 花王の白髪ケアにおいて、浴室内で使用するジヒドロキシインドール(着色成分)を配合した染毛料
* 3 月桂冠株式会社

欲を言えば、「真っ黒ではなくダークブラウンなどもあったらよいのにな」と最初は思っていましたが、「黒髪メラニンのもと」で染めるという仕組みであるため、黒ではない色にすることはできないのかもしれません。

ところが慣れてくると、きれいな黒髪になったのだからそれが最高に素晴らしいのだし、黒すぎて嫌だというような不満を感じることは全くなくなりました。自然な色の黒髪を得られた今、他に何を求めれば良いんだろうと。

現在は、3回使用した翌週にもう1回使ったところですが、髪が傷んだりする感じはありません。黒い髪でいたいといるうちは、ずっと使い続けたいと思える商品に出会えました。

4.ブラックの他に、グレーアレンジもあります

私としては、もっと年を取って全体がきれいな白髪になったら染めなくてもよいと思っています。しかし、現状では、それなりに黒い部分と、ほぼ真っ白な部分とが入り交じって、きれいなロマンスグレーとはほど遠い状況です。

先にも書いたとおり、真っ黒すぎるのは恥ずかしいとも思っていましたが、実際にやってみると全然そんなこと気にする必要はありません。

まだらな白髪頭から、きれいな黒髪にすれば印象が全く変わりますし、少しでも若く見られたいなら絶対お薦めです。整形とか変な若作りをするのとは違い、髪の毛がきれいな黒になるだけですからマイナスなことは何も無いはずです。

それでも黒すぎるのは恥ずかしいと考える方は、白髪をグレーで自然に整える「リライズ 白髪用髪色サーバー グレーアレンジ」もあるので、そちらを試してみるのも良いかもしれません。

5.価格に見合った効果はあるのか

価格については、自宅で染められる普通のヘアカラーと比べるとだいぶ高価ではありますが、髪が傷まないよう美容室で染めるよりははるかに安く済みます。髪を傷めずに自然な黒に染められるという点で、リライズ 白髪用髪色サーバーは私にとってベストな選択です。

リライズ 白髪用髪色サーバーについては、『花王が2700円もする「白髪染め」に込めた狙い 超高額商品は停滞市場の「起爆剤」になるか』との記事が、2018年04月29日付の東洋経済オンラインに掲載されています。

リライズの場合、髪を黒くさせるメラニンを再現。白髪にはほとんど存在しないメラニンの再現に成功したことで、髪にダメージを与えず自然な黒髪へと変えさせることができるという。こうした技術を活用することで、今まで白髪染めの使用を避けていた人々の需要も取り込みたいというのが花王の狙いだ。

『花王はすでに「ブローネ」で白髪染めを展開しているが、リライズの価格はブローネの3倍となる約2700円(税抜き)』もするとも書かれています。たしかに価格だけで比較すれば従来の白髪染めよりも超高額であるのは事実です。それでも、いちど使ってみればその価値が分かるはずだと思いますし、ぜひ大ヒットしてもっと価格が安くなるのを期待したいところです。

最後に、Amazonのリライズ 白髪用髪色サーバーを見ると、現在33件のカスタマーレビュー(口コミ)があります。このうち、星5つが58%、星4つが30%と口コミによる評価も非常に高くなっています。私だけでなく、花王リライズの効果に高評価を与えている人は多いようです。

6.利用開始から2週間が経過

このブログへの最近1週間のアクセス状況を確認してみると、リライズ 白髪用髪色サーバー リ・ブラック ふんわり仕上げについての記事が最も多いアクセスを集めていました。やはり、リライズによる白髪染めの効果に興味を持たれている方が多いようです。

私は短髪のオジさん(40代後半)なので、髪の長い女性の場合とはかなり使い勝手など違うのだと思われますけど、白髪染め初心者の私でもきれいに染めることができました。そして、2週間が経過した後も退色したりせずきれいな黒髪のままです。

ただ、もみあげの上あたりの、生え際が完全に露出している箇所については少し白髪が気になります。これは短髪だからこその問題だと思われますが。週1回は継続してリライズを使うつもりなので、そのときは気になる部分を重点的に染めてみるつもりです。

リライズは肌に付いてしまっても全然問題が無いので、生え際のあたりでも気を使わずに塗ることができるのも嬉しいです。しばらく使ってから、また後日談など書いてみようと思います。