何度かこのブログにも書いていますが、最近はジムでのトレーニングに加えて、外を積極的に走っています。

長年にわたりトレーニングを続けてきたおかげで、40代後半の今も体力は十分にあるので、すぐに10キロくらいを続けて走れるようにはなりました。

しかしながら、長い距離を走ると膝の外側が痛くなるのが悩みでした。調子の良いときは10キロ以上走れても、駄目なときは7,8キロで痛くて走れなくなってしまったり。

すぐに膝の外側が痛くなるのはずっと昔からのことだったので、これはもう仕方の無いことだと考えていました。それがあることをきっかけに、一気に解消したのです。

ランニングによる膝の痛みが解消した話
1.足の接地する場所を意識して変える
2.20キロのランニングを達成
3.ランナー膝(腸脛靱帯炎)の原因
4.アシックスのランニングシューズを購入

1.足の接地する場所を意識して変える

それは、足が地面に着く場所を意識して変えてみたこと。というのは、なぜ膝の外側が痛くなるのかと考えていたところ、走るとき膝の外側に負担がかかっているのが原因かもしれないと思いました。

私はO脚気味だというせいもあって、足の外側が最初に地面に着いているようなイメージでした。それを、内腿をしっかりと締めて、足の内側(拇指球から土踏まずの辺り)で接地するように心掛けてみたのです。

たったこれだけのことで、膝の外側の痛みが大幅に軽減されました。最初は、内腿やお尻の筋肉が筋肉痛になりました。今まで使っていなかった筋肉に負担がかかったからでしょう。

しかし、足の内側で接地するようにしてからは、10キロ以上走っても膝の外側があまり痛まないようになったのです。どこか特定の場所が痛くなるというよりは、距離に応じて脚やお尻の全体が痛んでくるといった感じです。

脚の外側ばかりを使って走っていたのが、全体を使えるようになったことで均等に負担がかかるようになったのだと思われます。自分は膝が悪いからと諦めていたのが、ほとんど一瞬に解消してしまって驚くばかりです。

2.20キロのランニングを達成

そんなわけで、この前の日曜日には1人で20キロを走ってきました。最初は10キロのつもりで走り始めたのですが、知人がその日にハーフマラソンの大会に出ていたので、自分もそれくらい走ってみようかという気になったのです。

結果としては15キロくらいまでは順調だったのですけど、最後の5キロはやはり辛かったです。15キロ走った時点で、それから5キロ走るということは、さらに30分を走り続けなければならないわけです。

そんなことに気付いてうんざりしながらも孤独に何とか走り通しました。20キロを一度も止まることなく、2時間弱で走り切れたことでちょっと自信がつきました。記念にRunkeeperのスクリーンショット画面を貼っておきます。

ランキーパー

来年の目標はハーフマラソンの大会に出ること。そして、初回の挑戦で2時間を切りたいと考えています。

3.ランナー膝(腸脛靱帯炎)の原因

膝の外側の痛みは人によって原因が違うのでしょうし、私のように簡単に解消するケースは稀なのかもしれません。それでも、脚が接地する位置を変え、脚全体への負担のかかり方が変わったのを実感しました。

ところで、走ると膝の外側が痛くなるというのは、多くのランナーが経験していることのようです。日経電子版のこんな走り方はNG ケガを防ぐフォームのツボとの記事にも、『膝の外側が痛くなる症状、ランナー膝ともいわれる腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)が代表的なものです』とあります。

私の膝がとくに悪いのかと思っていたら、そんなことはないのだというのを今さらながら知りました。ランナー膝(腸脛靱帯炎)について調べれば多くの情報が得られますが、私のランナー膝はとりあえず解消されたようです。

4.アシックスのランニングシューズを購入

最後にシューズのお話し。今まではいつ買ったのか分からないような適当なシューズで走っていたのですが、走るためのシューズを購入してみました。アシックスのGEL-KAYANO(ゲルカヤノ)24です。

GEL-KAYANO の最新モデルは25なのですけど、初心者なので安くなっている旧モデルで十分です。アシックスを選んだのは、日本人の足にはやはり日本のメーカーのシューズが合うかと思ったからです。

少し重めにも感じますが、足がガチッと守られている感覚があります。クッション性も高いので、長距離を走っても疲れづらくなったように感じます。今さらながらランニングシューズの大切さを実感した次第です。