年明けに高熱を出した風邪もようやく完治してきた感じですが、今度はトレーニング中に肘を痛めてしまいました。1週間はできるだけ安静にする予定です。

さて、今回の話題は、疲労回復のためのサプリメントであるグリコパワープロダクション エキストラ・アミノ・アシッドと、フィットネスクラブで実施されている筋トレ系のスタジオプログラムである、ボディパンプ(BODY PUMP)についての2本立てです。

肘を痛めたのは、ボディパンプでバーベルトライセップスエクステンションをしている最中。もともと肘はウィークポイントであったのを騙しだましやっていたのが、今回は関節がピキッと鳴るような感覚とともに普段とは違う痛みが走り。それなのにその後も無理してしまったせいで、2日たった今も痛みが残っています。

フィットネスクラブでのスタジオレッスンは自分1人でやるよりもずっと頑張れるのがメリットですが、故障を押してでもやってしまいがちなのがデメリットにもなります。

40代後半の今になるまで、大きな故障もなく10数年間にわたり激しく運動できてきたのが奇跡的だともいえますが、やはり寄る年波には勝てません。すぐにどこかが痛くなるし、激しく運動するとなかなか疲れが取れないし・・・。

故障に関しては、痛いときは無理せず安静にするしかないと思いますが、疲労回復についてはサプリメントをいろいろ試すなどして悪あがきをしています。

エキストラ・アミノ・アシッド 驚異の回復力を目指す方へ

「驚異の回復力を目指す方へ」というのは、グリコパワープロダクションのWebサイトでのエキストラ・アミノ・アシッドのキャッチコピーです。同サイトではエキストラ・アミノ・アシッドについて次のように紹介されています。

エキストラ・アミノ・アシッドは、ハードなトレーニングを目指す人には特におすすめの、まさにエキストラなサプリメントです。アミノ酸(アルギニン・オルニチン・リジン)と、ハーブ(カンカ)、亜鉛、マグネシウム、セレン、ビタミンB6を配合しました。

回復に効きそうな成分がてんこ盛りとなっています。このエキストラ・アミノ・アシッドは、以前にオシュマンズの店頭POPで絶賛されているのを見かけたり、デパートのサプリメント売り場で店員のマッチョなお兄さんが絶賛していたりと、なかなか評判が良いようです。そんなわけで、以前にも購入したことがあるのですが、お疲れ気味の今になり再び飲んでみることにしたのです。

グリコパワープロダクション エキストラ・アミノ・アシッド

写真左は、この数ヶ月飲み続けているHALEOのVIVOです。すっかり手放せなくなっているVIVOですが、さらなる回復を求めてとくに運動後にはエキストラ・アミノ・アシッドを追加します。ちなみにグリコパワープロダクションの商品は他とは違う特徴的なものが多く、配合されている成分もマニア心をくすぐるものが多くて楽しいですよ。

私の場合、他にもアミノ酸やプロテインなどいろいろ摂取しているせいもありますし、さらにエキストラ・アミノ・アシッドを飲んだからといって劇的な効果を感じることは今のところありません。というより、そのとき体調が良く感じてもそれが何の効果によるのか分からないのが実情です。

それでも、自分の身体に必要だと思われるものを厳選し摂取しているからこそ、40代後半に入った今も何とか元気に運動が出来ているのかとも思っています。ハードに身体を動かしている40代は、食事からだけで回復に十分な栄養素を取るのは難しいはず。これからも、いろいろ試行錯誤をしていくつもりです。

グリコ パワープロダクション エキストラ アミノアシッド 回復系サプリメント

ボディパンプの筋トレ効果について

先ほども書いたとおり、ボディパンプ(BODY PUMP)とはフィットネスクラブでおこなわれる筋トレ系のスタジオプログラムです。レスミルズ(Les Mills)によるボディパンプのほかに、類似したプログラムとして MOSSAによるグループパワー、ラディカルフィットネスによるラディカルパワーなどがあります。

個人的には、運動効果、楽しさともにボディパンプが圧倒的に優れていると考えていますが、通っているフィットネスクラブにいずれかのプログラムが導入されていれば、そのどれかに参加すれば同じような効果が得られると思います。

さて、ボディパンプなどの筋トレ系スタジオプログラムでは、インストラクターの指示にしたがい、音楽に合わせてウェイトを上げ下げするのが基本です。このウェイトはスクワットでもベンチプレスでも最大約32キロ(バーと錘の合計。導入されているツールにより違う場合もあり)までなので、それなりに筋トレをしている男性にとっては、筋肥大に効果的だとされる8~12RMより遥かに軽いウェイトしか使用できないことになります。

そんな軽いウェイトじゃ筋トレとしての意味がないかと思いきや、レップ数が半端なく多いのでちゃんとやればオールアウトに近い状態までいけます。つまり、1曲5,6分の間ほとんど休みなくバーを上げ下げするので、ベンチプレスを連続100回やるようなイメージです。最後の方は重いというより、筋肉が痛い。

別のたとえ方をすれば、毎回プッシュアップの限界にチャレンジしているような感じでしょうか。1人じゃそんなの絶対に長続きしないですが、叱咤激励してくれるインストラクターがいて、競い合う仲間がいるから頑張れるわけです。

そして、低負荷高回数のトレーニングなので筋肥大の効果はそれほど高くないものの、ウェイトを調整して毎回しっかりと限界に挑むようにすれば、普通に逞しい身体といえる位の筋肥大は充分するはずです。このような筋トレ系のスタジオプログラムは有酸素運動に過ぎないから筋肥大しないなどと言ってる人もいますが、それは自分の限界に挑んでいないからだと断言してしまいます。

また、最近では低負荷高回数であってもオールアウトさせることができれば筋肥大するといわれるようになっています。ただ、毎回潰れるまで自重でのプッシュアップやスクワットをし続けるのは精神的にキツいですから、それだったらウェイトを使ったトレーニングをした方が効率的だというわけです。

それがボディパンプならば半強制的にオールアウトへ向かわせてくれるわけですから、初中級者が一人でウェイトトレーニングをするよりも遥かに強い刺激を筋肉に与えることができるはずです。もちろん、使用するウェイトによって刺激は全く異なるので、自分の限界に限りなく近づけるだけのウェイト設定にすべきであるのが前提です。

ただ、肉体的な限界と異なり、精神的な限界というのは自分が思っているよりも結構先にありますから、もう無理だと思ってからでもまだまだやれてしまうものです。たとえば、10RMのウェイトでのベンチプレスだったとすれば、10回しか上がらないものはどんなに気合いを入れてもそれ以上は無理です(肉体的な限界)。しかし、低負荷高回数の場合には、70回で限界のように感じたとしても精神的な限界を超えられれば更に30回でも上がってしまったりするわけです。

ウェイトを付けすぎてフォームが崩れてしまうのも問題ですが、私の個人的な意見としてはラストの方では少しくらい崩れてしまってもよいから、迷ったら重めにするべきだと考えています(フォームが固まっていない初心者は除く)。ちゃんとしたフォームでやらなきゃ効果がないなどといって、軽いウェイトしか使わない人も多いですが、それでは筋トレの効果はほとんどありません。

なお、ここまではボディパンプでも筋トレの効果はあるし筋肥大すると書いてきましたが、32キロのバーベルによるベンチプレス100回が楽勝だというような方はもちろん除きます。ただし、それなりに頑張ってきたつもりの私でも、普段使っているバーベルは27kgです(ウェイト25kg、バー2kg) → 今は32kg(ウェイト30kg、バー2kg)を標準にしました。32kgでちゃんとしたフォームで出来ている人は、あまり見たことがありません。

そして、私の肉体を造り上げているのは、ほとんどがボディパンプによるものです。このブログにも書いているように一時期はゴールドジムに通って筋トレに取り組んでいましたが、本当に頑張ったのは3,4ヶ月間のみであり大きく身体が変わるには至りませんでした(以前の記事で身体の写真を公開しましたが、残念ながら今もほとんど変化はありません)。

今年の年明けからは週2回のボディパンプの他には、肩や腕などとくに大きくしたい部分を補助的にトレーニングしている程度です。また気が変わるかもしれないですが、しばらくは今の感じで良いかと考えています。これ以上、本気で大きくなりたいなら、パーソナルトレーナーでも頼まないと無理かなと思いますし。