鶏の胸肉は、皮を取り除けば高タンパク低脂肪であり、体脂肪を落としつつ筋肉を付けていきたい肉体改造にピッタリの食材です。さらに、鶏の胸肉に含まれるイミダペプチドという成分が疲労回復に効果があるとして注目されています。
鶏むね肉「２週間食べてみて」（YOMIURI ONLINE）
「鶏むね肉」が最近、疲労回復に効果があると注目されている。渡り鳥が何日も休むことなく飛び続けるのをヒントに、研究が行われてきた。渡り鳥の羽を動かすむね肉に、高濃度の「イミダペプチド」という栄養素があることがわかった。
高タンパク低脂肪の鶏肉といえばササミですが、皮を取り除いた鶏の胸肉も十分に高タンパク低脂肪。さらに、疲労回復に効果があるのですから、40代からの肉体改造にはまさに打って付けといえます。
こうなったらもう、出来合いの鶏の唐揚げなんて食べてる場合じゃありません。鶏の唐揚げはもも肉が使われているのが通常です。もも肉は胸肉よりも脂肪が多く、さらに唐揚げにしたら脂質も糖質も大幅に増えていますし。
簡単に作る鶏の胸肉の香草焼き
鶏の胸肉は、自分でも簡単に調理することができます。料理などほとんどしてこなかった私でも簡単においしく作れるので、最近は週に何度も作っているくらい。
今回作った「鶏の胸肉の香草焼き」に必要なのは、鶏の胸肉と、S&Bシーズニングミックス「鶏の香草焼き」のみ。最近は、他社からも同じようなシーズニングミックスがいろいろ売られているので、香草焼きの他にも選択肢は豊富です。
鶏の胸肉。今回使用したのは173グラムと普段より控えめ。最初から食べやすい大きさにカットされているので包丁も不要です。
付け合わせは、ブロッコリースーパースプラウト。ブロッコリーの新芽は、肝臓にも良いとして非常に注目されています。鶏の胸肉と、ブロッコリースプラウトの組み合わせは、最強の健康メニューといっても過言ではないでしょう。
鶏の胸肉にS&Bシーズニングミックス「鶏の香草焼き」をまぶす。ただ粉をかけて箸でグルグルかき回すだけです。
オーブンレンジのトレーに並べます。私が使っているのは、パナソニックのスチームオーブンレンジNE-BS803
焼いている間に、ブロッコリースーパースプラウトをサッと洗います。結構量が多いように見えますが、癖がないので一人でも軽く食べられちゃいます。
8分グリルしてから、肉を裏返してさらに7分で完成。粉をまぶして焼いただけとは思えない出来映えです。
ダイエットのために我慢して食べているわけでなく、ちゃんとおいしいです。脂っぽくて何だか身体に悪そうな鶏の唐揚げを買ってくるより、ぜんぜん幸せな味わい。
これからも、簡単でヘルシー、高タンパク低脂肪な料理をいろいろ試していきたいと思っています。
