ソイプロテインは飲むべきでないのか。ソイプロテインに限らず、男性が大豆を摂るのは良いのか悪いのか。調べれば調べるほど色んな意見があり混乱してきます。まずは、現時点で確からしいと思われる情報に基づいて書いてみますが、この記事は今後も更新していくつもりです。
私は、運動後はホエイプロテインやカゼインプロテインを摂っていますが、それ以外にソイプロテインを毎朝飲んでいました。
プロテイン以外にも肉を多く食べる食生活を送っていることもあり、動物性たんぱく質の過剰摂取が腸内環境の悪化に繋がるのを不安視して、植物性たんぱく質であるソイプロテインも併用した方が身体に良いかと思っていたのです。
筋肉を付けるためにはソイよりホエイプロテインの方がベターであるのは間違いないとして、だからといってソイプロテインを摂ったって別に悪いことはないだろうし、朝食の一部としてならぜんぜん問題ないだろうと考えていたわけです。
しかし、ソイプロテインはホエイプロテインよりも劣るというレベルの話では無く、「ソイプロテインを飲んではいけない」、さらには大豆についても発酵しているもの（納豆など）以外は健康に悪影響があるから摂るベでないとの意見があるのです。
ソイプロテインを飲んではいけない理由（チョイスニュートリション株式会社CEO サイモン・デュー）
ソイプロテインは、ワークアウトをして体を鍛えている男性にとって、筋肉の回復や成長に役立つサプリメントではないのです。ソイプロテインは筋肉を育てるタイプのアミノ酸組成に欠け、かつ多くの点で逆に筋肉を減少させる影響が明らかで、筋力や生きる欲望といった男性的な特質を奪うものなのです。
この記事ある調査結果では「ソイプロテインを摂取した男性たちのテストステロン値ははっきりと減少し、コルチゾール値は上昇していました。これは、病気や体重増加のリスクを上昇させる最悪の組み合わせです」とのこと。
これをそのまま受け入れるとすれば、男性はソイプロテインは飲むべきでないし、枝豆や豆腐など発酵していない大豆は食べるべきでないことになります。私は、毎朝のソイプロテインだけでなく、毎日の晩酌で枝豆、豆腐、厚揚げなどをいっぱい食べてましたから、何やら最悪なことをしていたのかも。
気になってさらに調べてみると、大豆は危険だと書いているサイトが数多く存在しててることが分かりました。今のところ情報の出所の分からないような記事ばかりしか見つからないのでリンクはしませんが、「大豆 危険 アメリカ」のようなキーワードで検索するとアメリカ（の一部？）では大豆は危険だということになっているようです。
ソイプロテインを販売しているメーカーのサイトを見ても、曖昧な記述しかされておらず積極的にソイプロテインを摂る理由が分かりません。やはり、これらのメーカーがソイプロテインを販売しているのも、単にマーケティング上の理由のみなのでしょうか？
ザバス ウエイトダウン（株式会社明治）
たんぱく原料として、引き締まったカラダづくりをサポートする「大豆プロテイン」を配合。運動で、減量したい方のカラダづくりに役立ちます。プロテイン選びのポイント(4) 原料別の特徴 ソイプロテイン（Kentai BLOG）
動物性たんぱく質の摂取が多いボディビルダーにとっては、植物性のソイプロテインはバランスの面でもメリットがあります。また、大豆に含まれるイソフラボンやサボニンなどのは、抗酸化や、コレステロール、ホルモンバランスを整える働きがあるため、偏った食事をとることが多い現代人にとってはコンディション維持にも良いプロテインといえます。
ただ、アメリカでは大豆が危険だとの調査結果が存在しているのだとしても、昔から大豆をたくさん食べてきた日本人にとっても本当に危険なものなのかは良く分かりませんでした。大豆がそんなに危険なものだったら、日本人がこんなに長寿な訳が無いですし。
それでも、とくに男性にとっては大豆を摂り過ぎない方が良いのは間違いなさそうなので、枝豆や豆腐は変わらず食べるとしてもソイプロテインを摂るのは一切止めることにします。これで停滞気味の肉体改造が一気に前進することに期待です。
最後に、大豆が身体に危険かどうかはさておき、ロイシンの含有量が多い牛乳プロテインの方が筋肉の成長と維持には効果的だとの記事もありました。
牛乳プロテインVs 大豆プロテイン-筋肉づくりの最強王者はどっち?（バルクスポーツスポーツ公式ストア）
たんぱく質合成(筋肉作りのプロセス)を増大させたのは大豆プロテインではなく、牛乳プロテインだけでした。研究者たちは牛乳プロテインのロイシン含有量が20%高いからだろうとしています。
もう何にせよソイプロテインを摂ってる場合じゃないようです。そして、動物線たんぱく質の過剰摂取の悪影響を抑えるために、プロバイオティクスなどを含んだプロテインを摂るのが良さそうです。
以前に記事にしていますが、プロバイオティクスなどを含んだプロテインには、HALEOのブルードラゴンアルファ、アイソコアや、Maximum Performance Nutritionのプロバイオティクス・ホエイ プロテインなどがあります。また、プロテインとは別にHALEO VIVOを飲むのも良いでしょう。私はVIVOを飲み始めて約１ヶ月が経ちますが、腸内環境がとても良くなってきた気がしています（VIVOについては「HALEOのサプリメントVIVOの効果は」をお読みください）。
さて、ソイプロテインは止めるとしても、大好きな枝豆は我慢できない。ビールを飲みながら茹でたての枝豆を食べるのは至福の時です。そろそろ今シーズンの枝豆は終了なので、名残惜しさを感じつつ味わいたいと思います。
（2017/9/8 追記）
中国での話だとのことですし、どこまで真に受けて良いやら分かりませんが、こんな記事もありました。やっぱり、普段から大豆製品を多く食べている私としては、さらにソイプロテインで大豆イソフラボンを摂取するのは避けたいところです。
【飲みすぎ注意】40代男性が豆乳をガブ飲みし続ける → 胸が猛烈に成長！ Dカップでもハミ出す大きさに（ロケットニュース24）
豆乳には女性ホルモンに似た構造の「大豆イソフラボン」が含まれるので効果があるとされているのだ。そのバストアップ効果が思いもよらぬ人にも現れてしまったそうだ。それは40代の男性。毎日豆乳をガブ飲みしていた結果、胸が猛烈に成長！ Dカップブラでもハミ出すほど大きくなってしまったというのだ。
