BOSEのSLEEPBUDSを使い始めてから1ヶ月ほどが経過しました(購入してすぐの投稿は「BOSE SLEEPBUDS で休肝日の寝付きを改善」です)。
その後は、酔っ払って面倒なときなどを除き、ほとんど毎日SLEEPBUDSを使って就寝していますし、すでに手放せないようになりつつあります。
1.SLEEPBUDSを使うと眠れるのか
BOSE SLEEPBUDSを使うようになってから確実に寝付きは良くなっていますし、途中で覚醒してしまう頻度も減っているように感じます。
ただし、私の場合、お酒を飲んでいる日はすぐに寝付けるのが通常だったので、お酒を飲まずとも眠れることを期待してSLEEPBUDSを購入したわけです。そして、結果としては全く飲んでいないときでも、すぐに寝付ける日も増えてきております。
今まではほとんど毎晩欠かすことなく結構な量を飲んでいたのが、この1ヶ月ほどはビール(350ml)を1,2本のみに控えたり、また、完全休肝日も週1日程度は作るようにしていますが、飲まない日でも結構すぐに寝付けるようになりました。
これは、SLEEPBUDSを使っているからノンアルコールでも眠れるというよりは、単に飲まずに眠ることに慣れて来ているのが最大の理由だとは思います。それでも、SLEEPBUDSを付けたらすぐに眠れるという習慣付けができてきたのもきっとあるはずです。
2.快適な装着感
SLEEPBUDSにはノイズキャンセリングの機能はないので、大きな騒音が聞こえなくなるわけではありません。普通の耳栓を付けているくらいの騒音低減効果はありますが、それならSLEEPBUDSじゃなくてもいいわけです。
SLEEPBUDSと普通の耳栓との違いは音が出るかどうかです。それならば、ワイヤレスのイヤホンでヒーリングミュージックでも聴いていれば同じかといえば、そこは眠りに最適化されたSLEEPBUDSが圧倒的に優れていると思われます。
まず、SLEEPBUDSの装着感は非常に快適です。耳に付けていることが気になりませんし、いつの間にか外れていたことは今までありません。私は、SLEEPBUDSを使う前には、普通に耳栓を付けて眠ることもありましたが、いつの間にか外してしまっていることが多くありました。
SLEEPBUDSの場合には装着感が快適であることに加え、外れづらい構造にもなっているのでしょう。また、横向きに寝ても違和感を感じることがないのも、普通の耳栓との違いです。
3.眠るための豊富なサウンド
SLEEPBUDSの操作はスマホのBose Sleepアプリからおこないます。再生中のスマホ画面は次のとおりで、表示されているのは私が現在お気に入りのBoardwalkです。
サウンドは最初に入っているもの以外にも、アプリからダウンロードすることができます。メモリ容量の関係で全てのサウンドを入れておくことはできず、新しいのをダウンロードするときは不要なサウンドを削除します。
下のスクリーンショット画面にあるのは一部で、右にチェックが入っているのが現在、私のSLEEPBUDSに入っているサウンドです。
一部のサウンドしか入れておけないという仕様に不満を感じるかと思いましたが、使い続けてみるとそのような心配は不要でした。私の場合、いろいろなサウンドを満遍なく使用することはなく、頻繁に使うのは2つか3つというような感じです。
最も頻繁に使っているのは上の画面にあるBoardwalkですが、これは渚に打ち寄せる波のような音が繰り返されます。はっきりとした波の音というよりは、ホワイトノイズのようでもあり、明瞭な音ではないから眠りを妨げることもありません。
他にはRainforestもお気に入りの1つで、ザーッという雨音が外のノイズを積極的にマスクしてくれるとの印象です。こちらも単調な音の繰り返しなので、ずっと鳴り続けていても気にならないのだと思われます。
このような単調な音ばかりではなく、虫や鳥の鳴き声が入っていたり、キャンプファイヤーのパチバチとした音、更には電子音によるヒーリングサウンドなどもあります。また、飛行機(旅客機)の客室内にいるときの音や、風力発電のブレードが発する音などいろいろあります。
ただ、私に合いそうなのは、波の音、雨の音、風の音といった単調な自然の音によるものに限られます。それ以外のだと、音が気になって帰って眠れなくなるような気がします。よって、現在SLEEPBUDS本体に入っているサウンドの数は12ですが、それだけあれば十分なわけです。
4.少し気になる点
SLEEPBUDSを付けていると、体内の音が増幅されて聞こえるような感覚があります。とくに気になるのが、心臓がドクドクいうような鼓動の音です。
普通の耳栓を付けていても同じような現象はありますから、SLEEPBUDSの欠点だとはいえないものの、すぐに寝付けないときなどは結構気になったりもします。
もっと問題なのは、アプリとの接続がなかなかうまく行かないときがあることです。通常はアプリを立ち上げてから、SLEEPBUDSをケースから取り出すとすぐに接続するのですが、何度やっても駄目なときがあります。
そんなときでもスマホ自体を再起動してしまえばすぐ接続できるのですが、眠ろうとしたときすぐに接続できないと覚醒してしまう恐れもあります。そこで、今ではできるだけ早めに接続しておくよう心掛けています。
眠るしばらく前に接続して枕元に置いておけば、SLEEPBUDSを装着してすぐに眠りにつくことができます。バッテリー容量の問題はありますが、少し前に接続しておくくらいならばバッテリー切れの心配は不要です。
5.SLEEPBUDSを購入した感想
SLEEPBUDSを買って良かったのかと言われれば、私は絶対に正解だったと思っています。ちょっとした音が流れる耳栓といった感じの製品なのではありますが、眠りに最適化された唯一無二のものです。
私は一晩中サウンドを流しっぱなしにしていますが、音が気になるようなことはまずありません。眠りは非常にデリケートなものですから、少しでも気になることがあれば目覚めてしまうはずです。
もっとも我が家の寝室はそもそもが静かなので、SLEEPBUDSの音量も控えめにしているから気にならないというのもあるかもしれません。旅先のホテルなどうるさい環境でどうなるのか、機会があれば試してみたいと考えています。