今年は正月に高熱を出してしまい寝込んでいました。何とか3が日の間に熱は下がったので仕事に支障を来すことはありませんでしたが、1月10日になった今も万全とはいえない体調です。

それでもフィットネスクラブでのスタジオレッスンなど運動はしてしまっているのですが、できるだけ無理はしない方が良いかと思い、年が明けてからまだゴールドジムでのトレーニングはおこなっていません。風邪がが抜けきらないということは免疫力も低下しているはずなので、そんなときに限界までトレーニングで追い込むような行為は避けるべきだと考えるからです。

そんなに体調が悪いわけじゃないですから、筋トレをすることはもちろん出来ます。でもそれによって風邪の治りが悪くなっては困りますし、何よりそんなときに無理やり筋トレしたって良いことありませんから。というわけで、昨日、今日は一切運動せずに完全休養です。

健康のための運動は週何回がベストなのか

さて、風邪が治りづらいのとも関連しているのだと思われますが、歳を重ねるごとに疲れが溜まりやすく抜けにくくなっているように感じます。40代後半になった今でも、運動をしている最中はそれほど衰えを感じることはないものの、なかなか疲労が抜けないのを痛感している次第です。

今回風邪を引いてしまったのを機に、疲労をしっかりと回復させながら最大限の効果を得られるような運動の仕方を考えていくべきだと思うようになりました。無理をし過ぎることで、風邪を引いたり故障してしまったりすれば本末転倒だからです。

週末だけ運動、健康効果は毎日運動と同等か 研究(AFPBB News)
主に週末に運動をする人は、毎日規則的に運動している人と同程度の大きな健康・寿命延伸効果が得られる可能性があるとの研究論文が9日、発表された。

上記記事によれば、『しばしば「週末戦士」と称される、1週間の1日か2日に運動をまとめて行う人の死亡リスク低下の度合いが、1週間に3日以上運動している人とほぼ同程度である可能性を示した』との研究結果が発表されたとのことです。

これによれば、毎週末にまとめてしっかり運動をすれば、平日の仕事の後に無理して運動しなくても、健康効果は「ほぼ同程度」であることになります。少なくとも体調が優れないときにまで無理する必要は全く無さそうです。

筋トレが最強のソリューションである

そうは言いつつも、デスクワークなどによる精神的な疲労の場合、トレーニングすることで疲労感が消えてスッキリするのはよくあることです。そして、面倒だと思う気持ちを振り払ってジムに行ってしまえば、決して後悔することが無いのも分かっています。

筋トレが最強のソリューションである マッチョ社長が教える究極の悩み解決法という本に、次のような記述があります。

この世に絶対はないと言いますが「今日は疲れたからジム行きたくないなぁ・・・」って思ってからの自分に喝を入れて無理やり筋トレ行った後に「来て良かった!人生最高!!筋トレ最高(≧∇≦)」ってなる確率は120%です。本当です。

これは私もまさに同意するところではあるのですが、著者が1988年生まれと非常に若いのが、40代後半からの肉体改造を目指す我々との大きな違い。20代ならば無理が利いても、40代後半の身体には取り返しの付かないダメージを与えてしまう恐れもありますから。

自分の身体の声にしっかりと耳を傾け、自分はただ怠けようとしているのか、それとも本当に疲れているのかを見極めることも大切です。そして、ただ怠けているのであれば思い切り活を入れてあげましょう!

なお、今回の記事は肉体改造を果たすために必要な運動回数ではなく、あくまでも健康効果を得るための運動回数についてです。筋肥大の効果を得るためには、同じ部位について少なくとも週2回程度のトレーニングが必要なのは当然です。

けれども、体調の優れないときに1週間くらい休んだとしても、それですぐに筋肉が落ちてしまうことはありませんから心配は不要です。そういった意味からしても、とくに40代後半からの肉体改造にとっては、焦らず休息を取ることが大切だとの結論に至るわけです。