2022年3月6日に開催された東京マラソン2021で初めてフルマラソンを走り、目標としていたサブ4達成しました。50代(51歳)になってからの初マラソンで4時間を切れたのは我ながらあっぱれといいたいところです。
ただし、最初にお断りしておくと、本格的にランニングをするようになってからは4年ほどが経過しており、2019年10月には初めてのハーフマラソンを走っています。
その後も、マラソン大会にでることはなかったものの、月200キロを目標に走り続けていましたから、決してランニング初心者というわけではないことをお断りしておきます。
最初にマラソン大会(ハーフマラソン)に出てから、初のフルマラソンを走るまでに2年以上も空いてしまったのは、新型コロナウイルスのせいでマラソン大会が軒並み中止になっていたからです。
間隔が空いた分、ランニングの経験を積むことが出来たので、最初のフルマラソンでサブ4を達成できたのだと思います。その分、だいぶ年を取り50代に突入してしまいましたが。
初マラソンでサブ4を達成するためのペース設定
東京マラソン2021に当選したことで、初のフルマラソンを走ることが決まったときから、目標はサブ4達成と定めていました。
周りからは絶対に無理だと言われましたし、私自身も結果として4時間30分を切れれば十分かとは思っていたものの、あくまでも目標は初フルマラソンでのサブ4達成です。
そのために事前に決めたプランは、30キロ地点までを1キロあたり5分30秒のペースで走りきるということのみです。
そうすれば、30キロ地点まで2時間45分で到達することになります。残りの12.195キロを1時間15分以内で走れば4時間を切れるので、ペースとしては1キロあたり6分9秒以内で走れれば良いわけです。
75分(4500秒) ÷ 12.195km = 6分9秒(369秒)
それでも、30キロ走った後の残り約12キロを、1キロあたり約6分のペースで走るのは簡単なことではありませんが、それが無理ならばそもそもサブ4達成は不可能です。
東京マラソン2021での実際のペース
下のスクリーンショット画面は、実際の東京マラソン2021での記録です(表示はネットタイム)。
結果としては、30キロ地点まで2時間42分52秒で到達することが出来ました。1キロ5分26秒弱のペースですから、事前の設定ペースを上回っています。
更には、35キロ地点も3時間10分45秒で到達できています。ここまで1キロ5分27秒で走れたことになりますから、後はかなりペースが落ちても4時間切りは達成できます。
この時点では、3時間50分も切れるかもしれないとの思いもありました。
走っている途中もランニングウォッチ(GARMIN ForeAthlete 230J)を見てペースを確認し、上記のような感じで、予測タイムを頭の中で計算し続けていたのです。
結果的には38キロあたりまではペースを維持できたものの、その後はガタッとペースが落ちてしまったため、3時間53分25秒との結果になりました。
体感的にも最後の5キロは非常に辛かったです。足がつりそうな不安を感じながら、少しペースを落として何とか走りきったような状況です。
周囲には歩いている人、手すりなどにつかまってストレッチしている人、更には倒れている人も複数見かけました。
私より先に40キロ近くまで到達している人々がそんな有り様なのですから、自分自身もいつか走れなくなるのではという恐怖との戦いでした。
それでも、最終的にはフルマラソン(42.195キロ)を、1キロあたり5分32秒で走りきることができました。
あまりにも上出来すぎて、同じことをもう一度できる自信はありませんが、なんにせよサブ4はまぐれで達成できるものではないはずです。少なくとも40代、50代になってからの初マラソンでは、それなりの事前準備をしてからじゃないと絶対に無理。
影響補給のこと、シューズのことなど、今後もいろいろ書いていくつもりですが、今回はこの辺で。
最後に、東京マラソン2021公式ページで見ることが出来る、大会結果(個人記録)ページのスクリーンショット画面を貼っておくことしにます。