前回までの記事にあるとおり、憩室炎により1週間入院しておりましたが、退院から1週間後に受けた血液検査の結果も良好で、無事に治療が完了しました。今後の通院についての指示などもなかったので、私の憩室炎はとりあえず完治と考えて良さそうです。
ただ、憩室炎は再発することも多いようなので、これからは腸内フローラを良好に保つように心がけていきたいと考えています。医師から、腸内フローラが改善すれば憩室炎にならないと言われたわけではありませんが、自分で出来る予防策としてはそれくらいしか思いつかないので。
そこでさっそく腸内のビフィズス菌を増やし、腸内フローラのバランスが改善するようなサプリメントなどの摂取をすることにしました。とにかく凝り性な私なので、こういう調査は極めて迅速なのです。
ビフィーナRでビフィズス菌を
まずは、ビフィズス菌の摂取から。腸内フローラの改善に良さそうなヨーグルトも毎日食べていますが、それに加えて、森下仁丹のビフィーナRを飲み始めました。
ビフィーナRは1包当たりビフィズス菌(ロンガム種)25億個が含まれています。発売元である森下仁丹によれば『ビフィズス菌(ロンガム種)を毎日20~200億個摂取すると、腸内フローラが良好な状態となり、便通が改善することがわかりました』とのことですから、ビフィーナRを毎日1包摂取すれば腸内フローラの改善が期待できるわけです。
なお、ビフィーナRだけを摂っていれば他にヨーグルトなどからビフィズス菌を摂る必要は無いのかもしれませんが、とりあえずは善玉菌が過剰に増えるなんていう心配はせず積極的にビフィズス菌を摂取してみようと思っています。
オリゴのおかげでオリゴ糖を
摂取したビフィズス菌がうまく増殖していくよう、オリゴ糖も摂取します。「オリゴのおかげ ダブルサポート 顆粒タイプ」は乳果オリゴ糖を主成分としています。オリゴのおかげの商品説明では、乳果オリゴ糖について次のように説明されています。
乳果オリゴ糖は、牛乳とサトウキビから生まれたビフィズス活性甘味料です。甘味度もオリゴ糖の中では高い方で、食品へ使用すると砂糖に近い甘みがあり、素材の風味が向上します。カロリーは砂糖の約半分で消化性が低く低エネルギーの糖類です。難消化性のため大腸まで達し、ビフィズス菌の栄養源になるので、ビフィズス菌を増殖させる働きをもっています。
朝食時にヨーグルトを食べた後、コーヒーにオリゴ糖を入れて飲むようにしています。なお、コーヒーは刺激物なので腸にはあまり良くないのかもしれませんが、憩室炎はとりあえず完治しているはずなので、コーヒーは気にせず飲んじゃっています。
イージーファイバーで食物繊維
小林製薬のイージーファイバーは1包で4.2gの食物繊維(難消化デキストリン)が摂取できます。難消化デキストリンはビフィズス菌など善玉菌の餌となり腸内の善玉菌を増やすとされていますから、腸内フローラの改善に役立つはずです。
難消化デキストリンといえば、以前の記事(賢者の食卓のダイエット効果は)で紹介した、大塚製薬の「賢者の食卓」も同様の商品です。
上記の記事を書いたときは、難消化デキストリンを摂ることで食後血糖値の上昇が抑えられるので、ダイエットに有効なことに加えて、食後の眠気を抑える効果を期待していました。
ダイエット効果については劇的な効果は感じられませんが、食後の眠気を抑える効果は確かにあると感じています。そんなわけで、昼食時の味噌汁に難消化デキストリンを入れて毎日飲み続けていました。
それでも憩室炎になってしまったので、食物繊維(難消化デキストリン)を摂っただけで腸内フローラが良好になり、憩室炎も防げるということにはならなかったわけですが、ビフィズス菌およびオリゴ糖との相乗効果も期待し、今後も食物繊維(難消化デキストリン)の摂取を継続していきます。
これまでどおり、大塚製薬の「賢者の食卓」を摂り続けても良いのですが、小林製薬のイージーファイバーの方がだいぶお安いので、こちらに乗り換えてみました。イージーファイバーも特保ですし大手メーカーの製品ですから、安いからといって何の問題も無いはずですので。
当面は、ビフィーナR(ビフィズス菌)、オリゴのおかげ(オリゴ糖)、イージーファイバー(食物繊維)の3本立てで、腸内フローラの改善に励んでまいります。後は、アルコールが悪玉菌を増殖させるとの話もあるようなので、お酒をもっと減らすべきなのかもしれませんが、その辺は今後の課題にしていきたいと思います。
ちなみに、憩室炎の治療の際、医師からはお酒についての指導はとくにありませんでした。私は、肝臓の数値については今も正常のままなので、毎日そんなに飲んでいるとは思われなかったせいかもしれませんが・・・。