このブログは最強の40代を目指す「身体作り」がテーマだったはずなのですが、ここのところ身体が弱い人的なお話ばかりになってしまっています。今は体調を整える時期だと割り切って、肉体改造のV字回復を目指すのがよさそうかと思っているこの頃です。

さて、何となく心配だった大腸憩室炎の再発ですが、やはり危険な状態になりつつあるようです。この1週間ほどお腹の調子が悪い状態が続いていたため、食事は腸内環境の改善につながりそうなものを多くし、お酒は焼酎のお湯割りや日本酒の熱燗を中心にしたりと、一応気を使っていたつもりですが、そんなんじゃ駄目でした。

今朝からお腹が少し痛く、微熱のあるような感覚があります。それでも、3ヶ月前に入院したときほどの痛みは無いので、今ここで踏みとどまれば何とかなるかと思っています。

今くらいの症状で病院に行ったとしても、抗生剤の投与と、絶食により腸を休ませるだけであるはずです。ならば、絶食に近い状態にして腸を休ませればこのまま良くなるのではないかと。抗生剤はできれば飲みたくないってのもありますし。

以下は、あくまでも参考例としてお読みください。私は、3ヶ月前に大腸憩室炎で入院しており記憶が新しいので、今の症状が大腸憩室炎によるものだと自己判断できます。さらに、現状では痛みもそれほど無いので、これ以上悪化させなければ病院に行くまでも無いと考えたわけです。

しかしながら、私は医療の専門家ではありませんから、あくまでも個人の責任おいて病院へ行かずに大腸憩室炎を治そうと試みているものです。よって、何が原因だか分からないとか、痛みが激しいといった場合には、ただちに病院へ行くべきでしょう。

漢方薬で大腸憩室炎が良くなる?

そんなわけで、今朝からポカリスエットやウイダーinゼリーのみしか摂っていません。ちょっと具合が悪いこともあって、今のところそんなにお腹が空く感じもないです。

絶食して安静にしていたら、今のところ痛みが悪化することもありませんが、さらに漢方薬を飲んでみることを考えました。普通に病院に行けば処方されるのは間違いなく抗生剤でしょうから、何とかその前に絶食と漢方薬で憩室の炎症を抑えられないかというわけです。

ネットでいろいろ情報収集した後に、さっそく近所の漢方薬局へ。3ヶ月ほど前に大腸憩室炎で入院したこと、そして、再発しそうになっていることを伝えました。そのとき、ネットで調べた漢方薬の名前も伝えたのですが、あまり推奨できないとのこと。

症状などについていろいろ話をした後に、桂枝加芍薬湯(ケイシカシャクヤクトウ)を飲んでみることを勧められ、10日分を処方してもらうことにしました。漢方薬局に自分で行くのははじめてでしたが、値段も普通に市販薬を購入する程度で一安心です。

さっそく、桂枝加芍薬湯について調べてみると、効能として「しぶり腹、腸炎、慢性虫垂炎、移動性盲腸、慢性腹膜炎」とありました(お薬110番「桂枝加芍薬湯」より引用)。炎症を抑えるとのお話だったのですが、いかにも大腸憩室炎にも効きそうです。

やっぱり、ネットの情報のみを鵜呑みにするのでは無く、専門家に直接話を聞くのが大切です。私自身、分野は違いますが専門家といわれる仕事をしており、「ネットにそう書いてあった」と間違った知識に固執する人が多いのを実感しているので余計にそう思います。

さて、帰宅して薬を飲んだのでしばらく横になることにします。今は金曜日の夕方、週末の間に良くなるといいな。

(17/06/11 追記)
金曜日は朝から熱っぽかったものの、土曜日の朝にはすっかり熱は下がっていました。症状が重くなる前に、絶食して腸を休ませたのが良かったのでしょう。漢方薬の効果もあったのかもしれません。

その後、土曜日の夜には久しぶりの固形物を食べました。できるだけ消化が良いものをと思い、薬味も入れないまさに素うどんです。おいしく食べられたし、体調の急変も無くって一安心でした。

うどん

今回は病院で診察を受けたわけではないので、大腸憩室胃炎の再発だとは断言できませんが、症状からするとたぶん間違いないと思います。そして、大腸の中で炎症が起きていることで、全身が熱っぽかったり、だるかったりといった反応が出るのだと実感しました。

人によって程度が違うはずなので、激しい痛みが出た場合は、私のように悠長なことは言ってられないはずです。しかし、腸の具合を敏感に感じ取るようにすれば、悪化するのを抑えられるかもしれないとも思いました。

本日、日曜日は朝昼を兼ねて素麺を食べました。腸の具合はほぼ正常に戻ってきたようですが、栄養不足のせいもあり体力が低下しています。激しい運動は無理そうなので、土日ともにジムはお休みしましたが、明日には復帰できるかな。

(17/06/28 追記)
この記事を書いた後も大腸憩室炎が悪化することは無く、今は普通に飲み食いし、全力で運動も出来る状態になっています。桂枝加芍薬湯は、最初に処方してもらった10日分を飲み終わってからも、もう一度購入ししばらく飲んでいましたが、今は止めています。

とりあえずは大腸憩室炎の再発を防げたと考え、現在は腸内環境を良好に保つことを心がけています。具体的には、ビフィズス菌、オリゴ糖、食物繊維を積極的に摂取するようにしています(詳しくは以前に書いた記事「腸内フローラを良好に」をご覧ください)。

また、グルタミンもサプリメントで摂るようにしています。筋トレ後の回復促進や風邪予防などの狙いもありますが、1日に20~30gくらいのグルタミンパウダーを飲むようにしています。グルタミンについては、「グルタミンで腸内環境を改善」で書いていますが、グルタミンを多く摂っていることによって、大腸憩室炎の再発リスクを抑えられているのではないかと期待しています。

さらに食生活については、牛や豚の肉はできるだけ避け、鶏と魚を多く食べています。また、極端な糖質制限はおこなわず、白米などの主食は控えめにしているものの、糖質の多い根菜類などは気にせず食べるようにしました。そんな感じで食生活にはかなり気を使っておりますが、お酒は以前と変わらぬペースで飲んじゃっております。