このブログで何度か言及していますが、タニタの体組成計RD-903を自宅で使用しています。
体脂肪率は測定する機器によって大きく異なる数値が出るので、絶対的な数値を気にしても意味がないと思いますが、同じ体組成計で測り続ければ体脂肪率の増減は傾向としてちゃんと分かります。
記録に残さず感覚だけで増減を捉えていると、いつの間にか大幅に体脂肪率が増えていたなんてことになりかねません。そこで、毎回の身体の数値の測定結果を簡単に記録していくために打って付けなのが、体組成計RD-903なのです。
このRD-903はスマホとBluetoothで接続し測定データを転送することができます。スマホに送られたデータはそのまま専用アプリに取り込まれるので、日々の記録はとっても簡単です。
実際の手順としてはスマホでアプリを起動し、「データを入力」をタップすると、RD-903の電源が入り測定可能な状態に。後は、RD-903に乗れば測定がおこなわれ、その結果がただちにスマホに表示されます(測定結果はRD-903本体でも、スマホでも見ることができます)。
普通に体重を計るのと比べて増える手間は、スマホのアプリからRD-903に電源を入れることだけ。毎日測定しても全く手間になりませんし、アプリで記録を見返すのも簡単なので楽しく続けられます(数値が悪化していったとすれば楽しくないかもしれませんが)。
スクリーンショットは、タニタのスマホ用アプリHealthPlanetの画面です。次のとおり、日々の体重、体脂肪率、筋肉量を一覧で見ることができます。
さらに日ごとの詳細データも記録されていますから、個々の数値をあとで振り返って確認することができるわけです。筋肉スコア、筋質点数など数値を見てもどう評価するべきなのかよく分からないものもありますが、続けて測定していくと変動が分かるようになるはずです。
なお、タニタの製品紹介サイトによれば、RD-903は筋質点数が測定できるというのが売りのようです。
世界初!筋質がわかる
・筋肉の質(状態)を分析する「筋質点数」の測定機能を搭載。筋肉を筋繊維の状態まで分析し、点数化。筋肉の量だけでなくその質を測定することでからだの状態をより詳細に分析します。
この筋質点数の測定結果については、私自身のデータを見ても正直ピンときません。下のグラフは私の筋質点数の推移ですが、数値からすると良くはなっていないようです。年齢的に筋質は上がらないということでしょうか?
なお、筋質点数だけでなく全てのデータを上のようなグラフで見ることができます。とくに体重や体脂肪率の推移が分かりやすく見られるのは、楽しいやら恐ろしいやらです。
少しずつ体重や体脂肪率が変動していった場合、その変動にいつの間にか慣れてしまって気付かないことがあります。たとえば、体脂肪率が15%程度だったはずが、1年後には何となく17%に増えてしまっていたというような。
私も一時期増えてしまった体重・体脂肪率がようやく1年前の今頃に戻ってきたような状況です。増えてしまった感覚はあまりなかったのですが、数字は客観的な事実ですから変化を受け止めるのに大切です。
そういう自分自身の経験からしても、日々の記録は非常に重要だと思います。そして、挫折せずに記録を続けていくために、タニタの体組成計RD-903がお勧めなわけです。