2018年5月17日付のDIAMOND ONLINEに『「孤独」で認知症リスク倍増、日本のおじさんが危ない!』というすごいタイトルの記事がありました。

簡単に言ってしまえば、「孤独だと早く死んじゃうリスクが高まるよ!」という内容なのですが、酒飲みの私にとって注目の記述がありました。

米国・ブリガムヤング大学のジュリアン・ホルトランスタッド教授が30万人以上のデータを対象とした分析調査によれば、「社会的なつながりを持つ人は、持たない人に比べて早期死亡リスクが50%低下する」という。

「ホルトランスタッド教授によれば、孤独のリスクは、『1日たばこを15本吸うこと』や、『アルコール依存症』に匹敵します。また『運動不足』よりも高く、『肥満』より2倍も高いと結論づけていて、非常に衝撃的なデータといえます」

なんと、孤独のリスクは、『1日たばこを15本吸うこと』や、『アルコール依存症』に匹敵するというのです。ということは、孤独で、1日にたばこを15本吸い、さらにアルコール依存症のおじさんの健康は最高に危ないわけです。

私の場合、たばこは10年位前に止めているので、あとは孤独にならなければ、アルコール依存症だったとしても、最高に危険なおじさんよりはリスクが3分の1であるということでしょうか。

まあ、それは都合のよい解釈に過ぎるとしても、酒も飲まず煙草も吸わないけれど孤独な人生を送っているおじさんより、酒ばかり飲んでるけど仲間が多くて楽しい人生を送っているおじさんの方が健康だというのはわかる気がします。

とくにジムに通っているとそんなことを感じます。お酒はいっぱい飲んでもしっかりと運動している人は健康的に見えますから。

人が生きていく上で、何が健康によくて、何が健康に悪いかというのは、なかなか分からないものです。自分ではよかれと思ってしていることが、かえって身体に悪い場合もあるでしょう。また、体によいことばかりをするようにしているからといって、必ずしも元気に長生きできるとは限りません。

けれども、孤独は健康へのリスクが高いというのは納得してしまう話です。

私が元気に長生きする方法としては、「無理にお酒を控えようとするよりも、仲間と楽しいお酒を飲める環境作りに励む方がよい」というのが今回の結論です。完全に自分に都合のよい解釈ですけど、病は気からということで。